草の根・人間の安全保障無償資金協力引渡式典「アルーシャ県さくら女子中学校高等部教室棟建設計画」

令和7年10月1日
ceremony
classroom
1. 9月27日、さくら女子中学校において、草の根・人間の安全保障無償資金協力「アルーシャ県さくら女子中学校高等部教室棟建設計画」により供与された教室棟の引渡し式典が開催されました。

2. 本事業では、日本政府からさくら女子中学校に対し、140,103米ドル(約3億6,400万タンザニアシリング)が贈与され、同中学校で高等部(日本の高等学校に相当)を開講し女子生徒に質の高い教育を提供するため、教室棟が建設されました。同中学校は、平成26年度草の根・人間の安全保障無償資金協力や日系企業等の支援で、平成28年に開校し、それ以来、中等部(日本の中学校に相当)の女子生徒に、理数科目を重視した授業を提供するとともに、日本の教育機関や企業などと交流を続けてきました。同中学校の生徒や保護者からは、かねてより、質の高い教育を提供する同校で高等部の教育を受けたいという声があがっていましたが、同校には高等部を開講するための十分な予算はありませんでした。この教室棟建設により、毎年120名の女子生徒が裨益し、未来の親日派の女性リーダーになることが期待されます。