令和7年度草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式(マニャラ州ババティ県オーンガディダ小学校教室棟建設及び衛生環境改善計画)
令和7年10月22日
三上陽一大使(中央)とSo They Can Tanzaniaのローズリン・マリキ 代表(下段左から2番目)
10月22日、三上大使は、令和7年度草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式を実施し、マニャラ州ババティ県オーンガディダ小学校教室棟建設及び衛生環境改善計画(供与限度額109,203米ドル)に関し、被供与団体との間で贈与契約の署名を行いました。
案件の概要は以下のとおりです。
案件の概要は以下のとおりです。
マニャラ州ババティ県オーンガディダ小学校教室棟建設及び衛生環境改善計画(供与限度額109,203米ドル)
- マニャラ州ババティ県オーンガディダ小学校は1978年に設立された公立校で、現在1,014人の児童が在籍しています。同校は深刻な教室不足に直面しており、トイレは老朽化により劣悪な衛生環境にあるため、児童らが健全な環境で学習することができていません。また、学校が確保した予算だけでは、校舎やトイレ棟の改修・新築が困難な状況です。
- So They Can Tanzania(NGO)からの申請を受け、日本政府は、オーンガディダ小学校において、教室棟1棟(3教室)、男女トイレ及び教員用トイレ棟3棟、給水塔2基を建設する事業を支援することとしました。また本事業では、児童用机・椅子60台、教員用机・椅子3組を含む学校備品も供与します。
- 児童1,014人と教職員20人の学習環境及び衛生環境が大きく向上し、同地域における初等教育環境の向上に寄与します。
対タンザニア草の根・人間の安全保障無償資金協力の概要についてはこちらをご覧ください。https://www.tz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kusanone.html