令和4年度対タンザニア無償資金協力「ドドマ市内環状道路建設計画」に関する交換公文署名

1．10月17日、当地財務省庁舎（ダルエスサラーム）において、三澤康駐タンザニア日本国大使と先方ナトゥ・エルマムリー・ムワンバ財務省次官との間で、令和4年度対タンザニア無償資金協力「ドドマ市内環状道路建設計画」（供与額：40.70億円）に関する交換公文の署名が行われました。

2．首都ドドマ市では、大型車両の交通量が年々増加しており、交通渋滞の悪化や、排気、騒音、振動の増加による住環境の悪化が問題となっています。本計画では、内環状道路の新設（約3.1 km）及び既存道路の拡幅（約3.4 km）を行うことにより、同市内の交通流の円滑化及び住環境の改善を図ることを目的としています。これらの改善により、同国の物流円滑化及び経済発展に寄与するものです。

3．我が国は、長きにわたりダルエスサラームを中心に、タンザニア全土で道路セクターの支援を実施しており、本計画も、交通改善による地域の連結性の促進と物流円滑化を通じた経済・社会開発に貢献します。