令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式
令和7年3月13日
3月13日、三上大使は、令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式を実施し、アルーシャ県さくら女子中学校高等部建設計画(供与限度額140,103米ドル)に関し、被供与団体との間で贈与契約の署名を行いました。
案件の概要は以下のとおりです。
アルーシャ県さくら女子中学校高等部教室棟建設計画(供与限度額140,103米ドル)
案件の概要は以下のとおりです。
アルーシャ県さくら女子中学校高等部教室棟建設計画(供与限度額140,103米ドル)

さくら女子中学校は、草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援を得て、2016年に開校しました。それ以来、同校は、質の良い中等部の教育(日本の中学校に相当)を提供し、特に在校生の理数系科目の成績は秀でています。また、同校は、日本の企業や教育機関とも友好的な関係を築いてきました。そのため、生徒からは、高等部の教育(日本の高校に相当)も同校で受けたいという声が上がっていましたが、同校は、設備が不十分であることから、高等部を有しておらず、卒業生はタンザニア各地の別の学校へ進学せざるを得ませんでした。そして、別の地域への進学には経済的な負担がかかっていました。そこで、同校が高等部を設立できるよう、日本政府は同校へ無償資金協力を行うこととなりました。同校高等部の卒業生は、理数分野で活躍し、未来の親日派となることが期待されます。
対タンザニア草の根・人間の安全保障無償資金協力の概要についてはこちらをご覧ください。
https://www.tz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kusanone.html
対タンザニア草の根・人間の安全保障無償資金協力の概要についてはこちらをご覧ください。
https://www.tz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kusanone.html