平成30年度対タンザニア無償資金協力「経済社会開発計画」に関する交換公文署名
令和5年4月27日


- 4月27日,当地財務・計画省庁舎(ダルエスサラーム)において,我が方三澤康駐タンザニア日本国大使と先方ナトゥ・エルマムリー・ムワンバ財務・計画省次官との間で,平成30年度対タンザニア無償資金協力「経済社会開発計画」の1.5億円の追加贈与(合計供与額:3.5億円)に関する交換公文の署名が行われました。
- 本計画は,タンザニア政府に対し,水産関連機材(漁船,製氷機及び冷蔵倉庫等)を供与することにより,漁業資源の持続的な利活用を目指す畜産・漁業省の体制強化を図り,もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与するものです。
- この度,新型コロナウイルスの蔓延等により,為替変動や物価上昇の影響を受け不足する資金について,追加贈与を行いました。
- 我が国は,過去にタンザニアの最大都市であるダルエスサラーム市における魚市場の建設やザンジバルのマリンディ漁港市場の改修を支援し,同国の水産分野の発展に寄与してきました。本計画についても,同国の水産分野の発展を通じた持続的な社会の実現に貢献するものです。