現地メディア向けプレスツアーを行いました(JICAタンザニア事務所共催)
令和7年9月8日
8月5日及び6日、在タンザニア日本大使館及びJICAタンザニア事務所は、現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞・テレビ15社20名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。本プレスツアーは、同月末に開催されたTICAD9及びJICA海外協力隊の派遣開始60周年を記念し、日本の開発協力に関する現地での理解を深め、現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに、タンザニアの政府関係者、知識層およびタンザニア国民への情報発信を強化するためのものです。
プレス一行は、ダルエスサラーム市内において、我が国のタンザニアへの開発協力とTICAD、JICA海外協力隊のこれまでの活躍を含むJICAの活動に関するプレスセミナーを受けた後、JICAによる無償資金協力プロジェクトや草の根・人間の安全保障無償資金協力事業等に係る支援現場の視察を行いました。
プレス一行は、ダルエスサラーム市内において、我が国のタンザニアへの開発協力とTICAD、JICA海外協力隊のこれまでの活躍を含むJICAの活動に関するプレスセミナーを受けた後、JICAによる無償資金協力プロジェクトや草の根・人間の安全保障無償資金協力事業等に係る支援現場の視察を行いました。
TICAD9及びJICA海外協力隊60周年を記念したプレスセミナーを開催
1日目の様子
1日目は、ダルエスサラーム市内で「TICAD9及びJICA海外協力隊60周年記念プレスセミナー」を開催しました。本セミナーでは、TICAD9のテーマである「革新的課題解決策の共創」に触れつつ、日本がアフリカと共に歩んできた協力の歴史を紹介するとともに、当地での我が国による長年の開発協力の実績を説明しました。また、JICA海外協力隊による活動報告やダルエスサラーム職業訓練校のジョセフ・ムワンダ校長からの発表も行われました。参加したメディア関係者からは、JICA海外協力隊の活動等に関する質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。
1日目は、ダルエスサラーム市内で「TICAD9及びJICA海外協力隊60周年記念プレスセミナー」を開催しました。本セミナーでは、TICAD9のテーマである「革新的課題解決策の共創」に触れつつ、日本がアフリカと共に歩んできた協力の歴史を紹介するとともに、当地での我が国による長年の開発協力の実績を説明しました。また、JICA海外協力隊による活動報告やダルエスサラーム職業訓練校のジョセフ・ムワンダ校長からの発表も行われました。参加したメディア関係者からは、JICA海外協力隊の活動等に関する質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。
セミナーにて開会挨拶を行う三上大使
三上大使及びJICAタンザニア事務所の荒所長の共同インタビュー
障がい者の自立支援のための職業訓練の現場を視察
2日目の様子
2日目は、草の根・人間の安全保障無償資金協力事業に関する現場視察等を実施しました。参加プレスは、障がい者の自立支援のための職業訓練を行うヨンボ障がい者職業訓練校を訪問し、当訓練校の概要や日本の支援により改修された教室棟の活用状況等について説明を受けるとともに、授業風景や学生による学習内容の発表などが参加プレスにより取材されました。これにより、参加メディアは日本の協力が現場でどのように活かされ、タンザニアの発展に寄与しているかを理解する機会となりました。
2日目は、草の根・人間の安全保障無償資金協力事業に関する現場視察等を実施しました。参加プレスは、障がい者の自立支援のための職業訓練を行うヨンボ障がい者職業訓練校を訪問し、当訓練校の概要や日本の支援により改修された教室棟の活用状況等について説明を受けるとともに、授業風景や学生による学習内容の発表などが参加プレスにより取材されました。これにより、参加メディアは日本の協力が現場でどのように活かされ、タンザニアの発展に寄与しているかを理解する機会となりました。
ヨンボ障がい者職業訓練校にて、概要説明等を受ける参加プレス
ヨンボ障がい者職業訓練校の学生による手話説明を取材する様子
プレスツアー終了後、本セミナー及び視察の内容は新聞・テレビ・オンラインメディアを通じて広く報道されました。現地報道を通じて、日本政府やJICAによる開発協力等の取組が紹介されたことで、タンザニア国民の我が国開発協力事業への理解もより一層深まったのではないかと考えます。