令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力3月21日署名
令和7年3月27日
3月21日、三上大使は、令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力下における、イリンガ州立病院救急車整備計画(供与限度額63,689米ドル)に関し、被供与団体との間で贈与契約の署名を行いました。
案件の概要は以下のとおりです。
イリンガ州立病院救急車整備計画(供与限度額63,689米ドル)
案件の概要は以下のとおりです。
イリンガ州立病院救急車整備計画(供与限度額63,689米ドル)

被供与団体であるイリンガ州立病院は、1970年に設立された州最大の医療機関で、地域包括病院に指定されていることから、州内各所から搬送された患者を受け入れると共に、院内での治療が困難な患者の他医療機関への搬送を担っています。1日あたり約300人が来院し、うち約20人(年間約7,300人)が救急患者です。救急車による2023年度の移送実績は488人でしたが、同院所有の救急車1台では約156件のペースでしか対応できず、他院から救急車を借りるなどにより補うほかありませんでした。また、患者を他の病院へ搬送している間は、他の救急搬送には対応できず、地域の救急要請に十分対応出来ていません。
上記の課題を解決するため、被供与団体は新たな救急車両及び医療機材の購入を検討したものの、予算が限られていることから、高額な車両を購入する予算を捻出するのは困難な状況でした。イリンガ州立病院は、地域包括病院として州内の重症患者を適切な状態で治療・搬送し、より良い医療サービスを提供するため、救急車や医療機器の供給実績がある公益財団法人日本消防協会から車両を調達することを決定し、日本政府はこの状況を受けて同病院への無償資金協力を決定しました。
対タンザニア草の根・人間の安全保障無償資金協力の概要についてはこちらをご覧ください。https://www.tz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kusanone.html
上記の課題を解決するため、被供与団体は新たな救急車両及び医療機材の購入を検討したものの、予算が限られていることから、高額な車両を購入する予算を捻出するのは困難な状況でした。イリンガ州立病院は、地域包括病院として州内の重症患者を適切な状態で治療・搬送し、より良い医療サービスを提供するため、救急車や医療機器の供給実績がある公益財団法人日本消防協会から車両を調達することを決定し、日本政府はこの状況を受けて同病院への無償資金協力を決定しました。
対タンザニア草の根・人間の安全保障無償資金協力の概要についてはこちらをご覧ください。https://www.tz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kusanone.html