後藤真一大使 着任挨拶

2019/5/4
 皆様はじめまして。
 2018年10月16日にダルエスサラームの大使館に着任致しました。空港着陸前に飛行機の窓越しにコバルトブルーのインド洋に浮かぶ美しいザンジバルの島々を目にして,任国が有名なアフリカ最高峰キリマンジャロや国立公園セレンゲティといった自然豊かな国であることを実感するとともに,職責の重さに身の引き締まる思いを抱きました。
 
 タンザニアは,大陸側のタンガニーカと島嶼国ザンジバルの連合共和国で,スワヒリ語を国民の共通語として採用するなどして,政治的な安定を築き,多様な宗教,人種,歴史を寛容に包摂してきた叡智を有する国と聞き及んでいます。また,経済的にも約5700万の人口と豊かな天然資源に恵まれ,7%近い成長を継続的に実現しており,その独立以来,我が国の経済協力の長い経緯があることから大変親日的な国であると伺っています。両国の先人の努力によって築かれたこの良好な関係を一層発展させるべく大使として努めて参りたいと思います。
 
 経済協力・技術支援に関しては,2018年は明治維新150年の節目の年ですが,幕末の開国以来の近代化と戦後の復興・成長を通じて得た経験と知見をもって我が国が貢献しうるもので数々の具体的な成果を挙げてきています。2019年8月に横浜で第7回アフリカ開発会議(TICAD VII)が予定されていることも念頭に,世界において存在感を増すアフリカとの関係強化においてタンザニアにおいても活発に活動しているJICA等を通じた各種支援プロジェクトの着実な実施を支えるとともに,アベノミクスで注力している我が国民間企業の海外展開を促進していきたいと考えます。大使館も企業の皆様のご事業に関する情報照会に積極的に対応しますので,どうぞご遠慮なくご相談ください。
 
 また,広報文化の交流は,両国国民一人一の相互理解の増進により友好親善関係の基盤となるものですが,ユネスコの無形世界遺産に認定された和食,日本酒の広報等を通じて日本の「和の文化」を紹介するとともに,最近,日本でもティンガティンガ絵画が知られるようになっていますが,日本でのタンザニアの文化理解にも努めたいと思います。
 
 最後に,在留邦人の皆様,我が国旅行者の皆様の安全に関して,大使館として緊急事態への迅速な対応,必要な情報のタイムリーなご提供に心がけて参りますので,以下の当館フェイスブック・アカウントをご利用いただければ幸いです。
 
2018年10月
駐タンザニア連合共和国特命全権大使  後藤 真一
 
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