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    >>京セラによる教育用太陽光発電システムの寄贈式

    6月7日、キリマンジャロ州サメ県ブマリ中学校において、京セラ社による教育用太陽光発電システムの寄贈式が行われ、岡田眞樹駐タンザニア大使がゲストとして式典に参加しました。

    京セラ社は、2009年から5年間の予定で、送電システムがまだ整っていない無電化地域にあるタンザニアとウガンダの学校にテレビ、ラジオ、照明器具等を含む発電システムを寄贈してきました。

    今年は、タンザニアではキリマンジャロの麓にある4校を代表してブマリ中学校を含む2校、そしてお隣のウガンダでは3つの中学校で昨年度寄贈された同システムの式典が行われました。

    京セラを代表して日本から式典に参加したソーラーエネルギー事業推進部の東 洋一氏は、「式典では、ダンスと音楽で生徒、教師、そして地域住民からのとてもあたたかい歓迎を受けました。これまでに寄贈してきた学校では携帯電話の充電サービスを始め、その売上金を学校の備品購入等に使用していると聞きました。」と述べ、現地のニーズにあわせることで持続性のある支援にすることの重要性を指摘されました。

    今回、岡田大使が訪問したブマリ中学校は、一番近い町から車で30分程のところにある農村に位置し多くの生徒が10キロ以上の道のりを毎日徒歩で通っています。特に一部の女子生徒は安全性の確保の観点から中学校に併設された学生寮に住んで学業に励んでおり、電気が使えるようになったおかげで夜もより安心できる環境になったとのことでした。


    (ブマリ中学校生徒代表2人と握手をする大使

    関連記事:京セラ社プレスリリース「タンザニアとウガンダの学校に太陽光発電システムを寄贈」(6月21日)http://www.kyocera.co.jp/topics/2013/0602_koiz.html


    寄贈記念プレートを見せる東氏とムティンガジ氏(左から、カプフィ・サメ県知事、岡田大使、京セラ東氏、京セラタンザニア関連会社ムティンガジ氏、ムテラ・サメ県中学校教育担当官)




    ムティンガジ氏に説明を受ける大使と県知事




    式典に参加したブマリ中学校の生徒、教師と地域住民