実施済みの行事(3月16日)
>>草の根・人間の安全保障無償資金協力事業「ムベヤ州イレジェ県職業訓練校建設計画」
署名式
平成27年3月16日、ムベヤ州イレジェ県に於いて、仕事を得るためのスキル習得につながる、適切で効果的な職業訓練を提供するため、松永臨時代理大使と統合地方開発機構(IRDO)の代表者との間で、職業訓練校の建設に関する贈与契約が結ばれました。式典には、案件関係者が多数集まり、本案件の推薦者であるジャネット・ムベネ産業貿易副大臣から日本の支援に対して繰り返し感謝の言葉が述べられ、それらの様子が新聞やテレビで報道されました。

ムベネ産業貿易副大臣、セニャムレ県知事らと協議
本案件地のあるイレジェ県は、ムベヤ州の最南端に位置し、中心都市から遠く離れており、タンザニアの他県に比べてインフラ整備・経済発展の遅れが非常に目立ち、住民のほとんどは現金収入源を持たず、ほぼ自給自足の生活を送っています。他方、他国に隣接していること、換金作物を育てるのに絶好な気候や、伝統的な手工業の技術と竹や麻、アシなどといった自生の原料を有していることなど、将来的に産業が発展する大きな可能性を備えています。そのため、若者を中心としたイレジェ県の住民の自活を促進し、生活と収入の向上をサポートするための職業訓練施設の建設は、かねてからイレジェ県において喫緊の課題でした。

署名をした後に握手

式典に参加した関係者とメディア関係者

副大臣と握手

イレジェ県から記念品贈呈

副大臣と建設予定地を視察

関係者全員で集合写真
