大使館関連行事

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    >>草の根・人間の安全保障無償資金協力事業「アルーシャ州アルーシャ市アフリカ国際法研究所整備計画」
    &「タボラ州ウユイ県ムボラ村孤児院建設計画」 贈与契約署名








    平成27年3月10日、アルーシャ州アルーシャ市に於いて、良質な国際法の研修環境を研修生に提供するため、松永臨時代理大使とアフリカ国際法研究所(AIIL)の代表者との間で、研修機材の供与に関する贈与契約が結ばれました。

    <案件の概要>
    ・ 内容:研修機材の供与
    ・ 案件実施地:アルーシャ州アルーシャ市
    ・ 供与限度額:57,690米貨ドル
    ・ 被供与団体:Africa Institute of International Law /
      アフリカ国際法研究所





    署名した契約書を交換しました。







    平成27年3月12日、タボラ州ウユイ県に於いて、孤児に安全で快適な生活環境を提供するため、松永臨時代理大使とミレニアム・プロミス・タンザニア(MPT)の代表者との間で、孤児院の建設に関する贈与契約が結ばれました。

    <案件の概要>
    ・ 内容:孤児院の建設
    ・ 案件実施地:タボラ州ウユイ県
    ・ 供与限度額:94,737米貨ドル
    ・ 被供与団体:Millenium Promise Tanzania/
      ミレニアム・プロミス・タンザニア





    被供与団体の方々と記念撮影。











    AIILとの贈与契約に署名を行いました。







    アフリカは、法の支配における様々な課題に直面しています。政府や警察、軍隊のあらゆる部門で汚職が浸透し、生存権の保護や個人の安全保障、法の適正手続の欠如も指摘されています。犯罪者が正しく法に基づいて裁かれることも少なく、一般市民は泣き寝入りすることも多いです。アフリカ国際法研修所が法律の教義・普及を行うことによって、一般市民も法制度にアクセスしやすくなることが期待されます。










    MPTとの贈与契約に署名を行いました。






    タンザニアでは、18歳未満の子どものうち12%が両親または片親を失っている孤児です。この数字は近隣諸国の平均と同程度であり、近隣諸国と異なり内戦や政治不安などがない同国の数字としては大きいと考えられます。道傍で生活し、保護を受けていない孤児は、人身売買の被害者となることもあり、中には重労働や売春を課せられる孤児も存在します。ムボラ村の孤児に十分で安定した生活・学習環境を提供するための孤児院建設は、地域において喫緊の課題でした。