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     >> 平成26年度草の根・人間の安全保障無償資金協力事業「キリマンジャロ州ハイ県ルカニ中学校多目的棟建設計画」署名式








    平成27年3月11日、 ルカニ中学校にて、松永臨時代理大使とローカルNGO「ルカニ開発協会」のサムソン・キレオ代表との間で贈与契約が結ばれました。

    署名式には、州や政府関係者など来賓もあり、被供与団体や学校関係者の他計300名を超える方々が集まりました。

    ・キリマンジャロ州ハイ県ルカニ中学校多目的棟建設計画
    ・内容:多目的棟(理科室、図書室、職員室を含む)の建設
    ・供与限度額:84,453米貨ドル
    ・被供与団体:ルカニ開発協会(Lukani Development Association)


    贈与契約に署名する松永臨時代理大使とキレオ代表


    そこで、本件では、理科室、図書室、職員室を含む1階建て多目的棟を建設します。

    また、今回建設する多目的棟に整備される家具は、 辻村英之准教授(京都大学)が同村で普及する フェアトレードコーヒーのプレミアム収益を活用して購入されます。

    必要最低限の施設の整備によって、生徒の学習環境や教員の指導環境が向上されることが期待されます。


    歓迎体制万全のルカニ中学校生徒たち


    被供与団体の皆様









    贈与契約を交わし合う松永臨時代理大使とキレオ代表


    ルカニ中学校は、地域住民と被供与団体であるNGOのルカニ開発協会、同村に1986年以来農村滞在ツアーを提供する 日系現地旅行会社Japan Tanzania Toursや、ルカニ村でコーヒーなど 農業経済の調査を行っている辻村英之准教授(京都大学)など日本人有志の協力によって、 2007年に開校された公立のOレベル校(日本の中学校に相当)です。

    タンザニアでは、2001年の小学校教育の義務化以降に急増したOレベル校への進学生を受け入れるため、 中学校建設を各地で順次進めていますが、予算不足のため各校の施設拡充までには至っていません。 同校も例にもれず、基礎的な施設の建設が完了しておらず、既存の7教室のうち2教室を理科室や職員室として代用せざるをえない状況となっています。


    感謝を表す歌を唄う女子生徒たち


    歓迎の看板


    同中学校の学区である2村農業協同組合のコーヒー