実施済みの行事(3月17日)
>>草の根・人間の安全保障無償資金協力事業「ムトワラ州ナニュンブ県チププタ診療所建設計画」&
「ムトワラ州マサシ県ナンジョタ診療所整備計画」署名式

平成26年3月17日、タンザニア南東部、ムトワラ州の人々の医
療環境改善を支援するため、診療所建設や整備に関する2件の
贈与契約が、岡田大使と先方代表者との間で結ばれました。式
典に集まった案件関係者の他、ナニュンブ県選挙区選出のダン
スタン・ムカパ国会議員やフランシスコ・モンテチーロ・パディーリ
ャ大司教(教皇庁在タンザニア大使)から日本の支援に対して繰
り返し感謝が述べられ、それらの様子が新聞やウェブサイトで報
道されました。
・ ムトワラ州ナニュンブ県チププタ診療所建設計画
・ 供与限度額:117,631米貨ドル
・ 被供与団体:コミュニティー生活改善基金 / Community Life
Improvement Foundation (COLIF)
・ ムトワラ州マサシ県ナンジョタ診療所整備計画
・ 供与限度額:15,805米貨ドル
・ 被供与団体:ナンジョタ診療所 / Nanjota Dispensary

もうひとつの協力は、ムトワラ州マサシ県にあるナンジョタ診療
所において、歯科治療器具の設置を行うものです。タンザニア
では、 10万人あたり1人しか歯科医がいません。世界平均は
10万人あたり30人、アフリカ平均が10万人あたり3人であること
を鑑みると、タンザニアの歯科医療は世界の最低基準である
ことがわかります。現在、マサシ地域で可能な歯科治療は、
虫歯の抜歯のみです。この計画により地域に適切な歯科治療
が提供されるようになります。
