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    >>無償資金協力事業(2件)

    ~ 東アフリカ有数の商業都市・ダルエスサラームの更なる飛躍を期して ~

      

    無償資金協力「ニューバガモヨ道路拡幅計画」「ダルエスサラーム送配電網強化計画(詳細設計)」に関する書簡の交換

    1月17日、ダルエスサラームにおいて,岡田大使(署名式には松永公使代理出席)と先方・サバシウス・リクウェリレ財務省次官との間で、以下2件の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

    1. ニューバガモヨ道路拡幅計画(供与限度額:50億9500万円)

     この協力は、タンザニア最大の商業都市であるダルエスサラーム市から北部に延びるニューバガモヨ道路を現在の2車線から4車線に拡幅する事業で、2010年の5月に署名式が行われ その後工事が実施されてきました。しかし、道路地盤に予想以上の不良土が存在していたことから、その置き換えに要した費用を補うため、今回2億2200万円を追加することになったものです。 この事業の完成により、ダルエスサラーム市の交通渋滞の緩和が期待されています。

    2. ダルエスサラーム送配電網強化計画(詳細設計)(供与限度額:3200万円)

     この協力は、タンザニア最大の商業都市であるダルエスサラーム市において、送配電・変電施設の改修及び新設等を行うもので、これにより慢性的な過負荷状態の改善と電力供給品質の向上に資すると共に、 市内の経済活動の活発化、学校や病院などにおける公共サービスの改善などが図られることが期待されています。  

    なお、今回詳細設計では以下の施設が対象として計画されています。

    (1) イララ変電所及び送電線路の増強

    (2) ジャングワニビーチ変電所及び配電線路の新設

    (3) ムヒンビリ変電所及び配電線路の新設

    (4) ムワナニャマラ変電所及び配電線路の新設

    (5) ムササニ変電所及び配電線路の増強

    署名式の様子

    ( 左:リクウェリレ次官、右:松永公使 )


    道路工事の状況 

    ダルエスサラーム市周辺では、道路渋滞が激しく、同国の経済に大きな損害を与えていると言われています。 ダルエスサラーム市北部に延びるバガモヨロードでも朝夕に渋滞が発生し、本事業の一刻も早い完了が待ち望まれています。


    事業対象予定のイララ変電所(JICA資料より) 

    東アフリカ有数の商業都市であるダルエスサラームですが、電力品質の低下や頻発する停電が社会・経済活動の大きな障害となっていました。 本事業によりこれらの課題が軽減されることにより、同市の更なる発展が期待さます。