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    >>無償資金協力事業

    停電よさらば ~A Farewell to Blackout ~

    「キリマンジャロ州地方送配電網強化計画」完工式  

    7日、無償資金協力「キリマンジャロ州地方送配電網強化計画」の完工式がアルーシャ州で開催されました。

    式典では、ビラル副大統領、ムホンゴエネルギー鉱物省大臣など一行が今回の事業で対象となった各施設を訪問し、日本の支援により生まれ変わった電力施設の状況を視察しました。

    この支援は、日本から無償資金協力事業(25億円)により、老朽化のすすむアルーシャ州内の電力施設の改修及び新設(マクユニ変電所、KCMC変電所の建設、YMCA変電所、ラワティ変電所の改修、34kmの送電線の設置)を行ったものです。

    今回、特に中小企業が多く立地する地域や大病院の位置する地域に対して電力の安定供給を図っており、今回の事業により、同地域の更なる発展と生活環境の改善が期待されます。

    日本は電力セクターに対して、現在も多くの支援を行っており、更に民間企業による火力発電所の建設受注など、発電分野も含めた官民連携での更なる支援を推進しています。


     

    マクユニ変電所入り口ゲートの標識 


    TANESCO(タンザニア電力公社)より説明を受けるビラル副大統領 )


    岡田大使スワヒリ語でのスピーチに笑顔の一行(左:岡田大使、右から2番目:ビラル副大統領、右:ムホンゴエネルギー鉱物大臣)

    タンザニア側のスピーチでは、地熱発電など発電事業に対しても、日本への高い期待が寄せられました。

    現在、タンザニアでは、水力・火力に加え、天然ガスの供給を利用し更なる電力需要の増加に応えることが計画されています。 しかし、将来的にはガス火力発電だけでなく、効率的な電力利用・発電、再生可能エネルギーなど各種資源を活用したエネルギー政策が必要となると見込まれています。