実施済みの行事(10月5日)
>>草の根・人間の安全保障無償資金協力事業
キクウェテ大統領夫妻 登場!!
「コースト州ルフィジ県WAMA中山学校施設整計画」署名式
平成25年10月5日、コースト州ルフィジ県WAMA中山学校において、岡田駐タンザニア大使とサルマ大統領夫人との間で援助契約が結ばれました。
式典には、キクウェテ大統領も駆け付け、日本への感謝の言葉とともに、学校施設の視察や生徒へのメッセージなど精力的な視察を行ったほか、マリマ農業副大臣、ラシド保健厚生副大臣、コースト州知事を始めとする行政機関の代表者も多数参加し、豪華な顔ぶれの式典となりました。
WAMA中山学校は、キクウェテ大統領夫人が理事長を務めるWAMA財団に対し、日本の「中山・科学技術文化財団」が支援を行い、孤児である女子生徒のために建設された中高等学校で、将来のタンザニアの核となる人材が多数生まれることが期待されています。
今回、大使館では、草の根無償資金協力を利用して、「理科実験器具の整備(国家試験で理科実験が必須科目)」、「保健室の改修・増築(感染症、マラリアなどに多数が感染)」、「給水施設の整備(水汲みに毎日数時間)」などの支援を行い、 優秀であるにも関わらず、恵まれない環境にある孤児や貧しい家庭出身の女子生徒の学習環境を向上させ、将来を支援することを計画しています。
当館では、草の根・人間の安全保障無償資金協力のスキームを通して、保健・医療、教育、給水など多様な分野でタンザニア国への草の根レベルでの支援を実施しています。

会場に駆け付けたキクウェテ大統領(写真左:岡田大使、中央右(緑服):サルマ大統領夫人、右:キクウェテ大統領)
