実施済みの行事
>>草の根・人間の安全保障無償資金協力事業「ルブマ州ムビンガ県ナムスウェア中学校女子寮建設計画」引渡式
平成25年10月30日、ルブマ州ムビンガ県のナムスウェア中学校にて、松永公使出席の下、日本が建設を支援した同校女子寮の引き渡し式が行われました。式典には、案件関係者が多数集まり、平日にもかかわらず700名を超える地域の住民の方々が集まりました。被供与団体であるムビンガ県、ナムスウェア中学校関係者から日本の支援に対して繰り返し感謝の言葉が述べられました。
- ルブマ州ムビンガ県ナムスウェア中学校女子寮建設計画
- 供与限度額:109,683米貨ドル
- 被供与団体:ムビンガ県 / Mbinga District Council
この協力は、ルブマ州ムビンガ県にあるナムスウェア中学校において、60人収容の女子寮の建設を行ったものです。タンザニア南部のルブマ州は、他州と比較しても開発が遅れており、教育施設の整備は難航しています。女子寮が完成するまで、女子生徒は片道8㎞~16㎞の距離を徒歩で通学していました。通学途中の生徒への性的暴行も頻発しており、女子生徒たちに安全でより快適な生活・学習環境を提供することは同校において喫緊の課題でした。
女子寮の完成によって、ナムスウェア中学校の女子生徒たちの学習環境が改善され、教育機会の均等化、生徒の学業成績の向上、進学率の上昇につながることが期待されます。
当館は、地域社会の発展を目指し、草の根・人間の安全保障無償資金協力のスキームを通して、保健・医療、教育、給水など多岐にわたる分野で支援を続けています。
入寮女子生徒との記念撮影
