大使館関連行事

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    >>草の根・人間の安全保障無償資金協力事業

    ~ ビクトリア湖ほとりの産科病棟完成 ~  「ゲイタ州チャトー県チャトー病院産科病棟建設計画」完工式

    平成25年10月22日、ゲイタ州チャトー県チャトー県立病院において、産科病棟建設の完工式が行われました。

    チャトー県では、簡易診療所や診療所を除きチャトー病院が同県唯一の病院であるため、チャトー県全土そして更には他県からもけが人や病人たちが同病院に入院しています。

    病院には月300名程の妊産婦が入院していますが、分娩台やベッドが不足しており、床での出産を余儀なくされる場合や、帝王切開を含む術後の患者と疾病患者が同じ部屋に混在して入院せざるを得ない場合など、 産婦にとって過酷な状況となっていました。

    このような背景から、チャトー県より大使館に対して産科病棟建設の要望が行われ、草の根・人間の安全保障無償資金協力による事業が行われていたものです。

     


    今回完成した産科病棟 右上:ベッド、右下:分娩台

    今回の産科病棟の建設により、妊産婦に安全で適切な産前・産後のケアを提供することが出来るようになり、妊産婦・乳児死亡率の減少が期待されています。

    当館では、草の根・人間の安全保障無償資金協力のスキームを通して、保健・医療、教育、給水など多様な分野でタンザニア国への草の根レベルでの支援を実施しています。

    式典には、同地出身のマグフリ建設大臣はじめラシド保健厚生副大臣、建設に携わったムフガ・ナショナルサービス少将らが駆け付け、病棟の完成を祝いました。


    完成を祝うマグフリ大臣(左)、ラシド副大臣(左2)、岡田大使(右2)、ムフガ少将(右)


    病院を視察する岡田大使(右)、マグフリ大臣(中央)、ラシド副大臣(左)